ねぐせ 北白川たまこ(CV:洲崎綾)
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TVアニメーション「たまこまーけっと」エンディングテーマ ねぐせ
- アーティスト: 北白川たまこ(CV:洲崎綾)
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2013/01/25
- メディア: CD
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現在放映中のアニメ『たまこまーけっと』ED主題歌である。主演声優の洲崎綾は脇役をいくつかこなした程度の新人でありながら、主役のみならずOP・ED主題歌を担当する栄誉に浴したわけで、京アニパワーすげーと思わざるを得ない。いや、実際どれくらい売れるのか見てみないとわからないんだけど。
さて、いかにも賑やかでポップだったOPとは違い、こちらはややアンニュイなアンビエント調テクノポップ。内容も、「これはもう、たまこに恋する目線という感覚」(月刊Newtype2013年3月号・山田尚子監督談)という映像美とそれに合わせた歌詞観に彩られている。
「ドライヤーでなおらない機嫌」。「隙間を埋める和音と顔文字」。誰と何があったのだろうか。「愛は、おもちですか? 願い、おもちですか? 答えのない問いかけを飲み込む」。その相手は誰?「ああ、鼻歌まじりだね ヒトの気も知らないで」。どんな気持ちなんだろう。
本編だけではなかなか見えてこない、飄々としたたまこの乙女チックな内面を垣間見ているようで、なんだか背徳的な気分になってくる。山田監督の持ち味である、ほんわかした雰囲気で描かれた彼女もごく普通の高校2年生、多感な年頃なのだ。
作詞を担当した宮川弾はかつての渋谷系バンド、ラヴ・タンバリンズのキーボーディスト出身。作曲・編曲を務め、サウンドプロデュースも担当した山口優はメディアアート・教育番組・CMなど、幅広く手がけるミュージシャンである。
また、c/wの『キミの魔法』も、「キミとならドキドキは特別な魔法さ ありふれた言葉には 思い出を重ねよう」「いつも一緒だし 慣れたと思ってたけど 「今はどうしてるだろう?」 ひとりごちた。」と、恋愛を容易に連想させる歌詞。果たして誰と誰の話なんだろうね?
こちらは山口優主催のマニュアル・オブ・エラーズ・アーティスツ所属アーティスト、藤本功一の作詞・編曲である(作曲は山口担当)。